鳥羽市相差(おおさつ)の漁港での撮影です。前夜はここの旅館に泊まり、海の幸いっぱいのおいしい夕食をいただきました。早起きして海や港で何か面白いものが撮影できたらと、また日の出のシーンを撮れたらいいなあと思いました。
6時過ぎに海岸から港へ。カモメを撮影。動くものを相手に撮るのは難しかったです。そうこうしているうちに日の出の時刻となりました。雲が多少出ているが、かえってなにもないよりドラマチックな光景になることがあるので、期待して待ちかまえました。6時40分頃から太陽が昇り始めました。予想した方向と少し違ったので、太陽と灯台が重なる場所へ走って移動。雲が良い具合に出ていたため、とても印象的な光景になりました。
カメラは、いつものデジタル一眼レフNikon D100 は持っておらず、一体型(というのかな)Panasonic FZ5で、しかも携帯用の小型三脚に取り付けての撮影となりました。コンパクトデジカメに高倍率ズームを付けたようなカメラなので、太陽に向かっての撮影はかなり心配しましたが、すべてプログラムオートで、うまく記憶に残る色に撮れました。レンズの性能も良いみたいです。01や06はとても色が濃く、夕焼けみたいですが、ほんとにこんな感じだったのです。ピント合うのが一眼レフに比べるとおそいけど、小型軽量で、手ぶれ防止もついて、とても優れたカメラだと思います。失敗作に近いものも入っていますが、写真集として見てください、
デジタルカメラ:Panasonic FZ5
レンズ:6mm〜72mm(36mm〜432mm:35mm換算)のズーム
ISO:ほとんどオート(80〜200ですが、200にはあまりならないみたいです)
手ぶれ防止装置:ON 撮影モード:プログラムオート(一部露出補正)
携帯用小型三脚使用
撮影:鳥羽市相差町にて 2005.12.17
PanasonicFZ5 <使ってみて>
焦点距離を6倍すると35mm(普通のフィルム用のカメラ)用のものになります。432mmというのはすごい威力です。(01、03、06、10は400mmのおかげです。)手ぶれ防止装置のおかげで、手持ちでも結構撮れます。(今回は三脚使用ですが、小型のため強度が足らないことで、手ぶれ防止ONで撮影。)もう少し広角よりからのズームだと文句なしなのですが。。。。。しかし、レンズ交換する手間がはぶけるのはほんとに楽ですね。
欠点は、液晶ファインダーは、ピントがわかりにくい。望遠側ではとくにピント合うのも遅い。シャッター押してから実際に映るまでの時間(タイムラグ)があり、動いているものはとても難しい。またCCDが小さいため、感度を上げるとノイズがやたら増えて汚い画像になる。それで感度はノーマルでISO
80の設定みたいです。200にするとノイズだらけです。これらは、一眼レフとの比較です。コンパクトデジカメとしたら一般的だと思いますが、400mmを越える望遠が使えるので、ついつい比較してしまいました。いろいろ書きましたが、私にとって簡単に超望遠撮影ができることはとても魅力です。
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