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2010.11.27

 

月齢21

これも500mmの望遠です。クレーターなどが写ると思うと撮影したくなってしまいます。

月って意外と明るいんですよね。普通に夜景の片隅に入っていても、そこだけ露出オーバーで、真っ白になってしまいます。だから、それほど感度を上げなくても良いはずですが、望遠レンズを使うと、ファインダーの中ではどんどん動いて、被写体ぶれを起こし気味になります。また、カメラぶれ(いわゆる手ぶれ)の影響も大です。あちらもこちらも動きますので、感度をあげて高速シャッターを選択となります。

それにしても手ぶれ補正というのはすごい技術だと思います。以前も望遠レンズで何度も月を撮影しましたが、その時は、奇麗に見えていても、パソコンで見てみるとぶれていて、使い物にならないことが多かったです。Pen Liteは手ぶれ防止がついていて、画像も拡大してピントを合わすこともできます。ビューファインダーで見ていると、ピタリと画像が止まります。これには感動です。

それと、フォーサーズカメラは500mmで1000mmの画角になります。2倍の大きさに写るのは、この場合うれしいことです。私のメインカメラであるD700ですとフルサイズですから、500mmは当然500mmのサイズでしか写りません。(フルサイズから中心だけ半分のサイズにトリミングしたら同じことになるのですが、面倒です。)また、カメラに手ぶれ防止装置がついていません。また、使っている500mmレンズは、古いマニュアルフォーカスのものですので、レンズに手ぶれ防止装置がついていません。よって、D700で撮ると失敗率がかなり高くなります。(高感度に強いので、感度上げて超高速シャッターにしたら良いかも。)

ついでに:::セカンドカメラとして、マイクロフォーサーズ規格のカメラを選ぶときに、パナソニックとオリンパスのどちらにしようか迷いました。手ぶれ防止の対応が決定打となりました。パナソニックは、レンズに防止装置。オリンパスは、ボディーに手ぶれ防止。どちらでも純正レンズとの組み合わせで使えば問題はないのですが、以前から持っているニコンのレンズなど(もちろん手ぶれ防止なし)をアダプターを着けて使うことを考えてオリンパスにしました。このとき、この500mmレンズも念頭において、「1000mmで手ぶれ防止なら、使えるかも」なんて。また、パナソニックのレンズも使えますし。(逆の組み合わせでは、手ぶれ防止が働かない。) 実のところ、候補機では、パナソニックの画像の方が好きでしたが。。。。

 

 

 

カメラ:OLYMPUS PEN Lite E-PL1    
レンズ:Tamron SP 500 マイクロフォーサーズ用アダプタ使用
焦点距離:500mm(35mm換算1000mm)
絞り値: F/8

シャッタースピード: 1/1250秒
露出モード:マニュアル
ISO感度設定:800
ホワイトバランス:auto
仕上がり設定:iFINSH弱 彩度-2

 

 

 

 

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