北畠神社 紅葉2004.11.20撮影    

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北畠神社の紅葉を撮影に行きました。北畠神社は北畠家ゆかりの神社です。1500年頃の作といわれる館跡の庭園(入園料300円)もあります。No5〜11が庭園での写真です。

この日は、天気予報では晴天であったのですが、到着すると山間部のためか太陽は顔を出さず、黒い雲もかなり出ており、時折小雨かな?という天気でした。こんな日は、色は鮮やかに写りません。紅葉を撮るにはふさわしくありませんが、また後日というわけにはいきません。そこでホワイトバランスの設定と、撮影後のパソコン処理を利用して、できるだけ鮮やかな色を出したいと思いました。

デジタルカメラ:Nikon D100  レンズ: Nikkor VR 24 〜120mm、Nikkor12〜24mm  ISO200、ホワイトバランス オート、三脚使用     撮影場所:三重県一志郡美杉村上多気     撮影日時:2004.11.20

NikonD100では、レンズの焦点距離を1.5倍すると普通の35mmフィルム相当になります。つまり24〜120mmのズームの場合36〜180mmのズームレンズと同じ感覚になります。(注:ボケ味は24〜120mmのままです。)

<ホワイトバランスについて>

同じ風景でも、太陽の具合でも色が変わります。夕景は赤っぽく、曇天や晴天でも日陰では青っぽく写ります。専門的には色温度の違いというそうです。普通フィルムで撮影した写真もそう写っているのですが、プリントするとそのあたりが補正されて、気がつかないことが多いです。

デジタルカメラ(ビデオカメラも)は、ホワイトバランスをオート(標準設定でそうなっていることが多い)にしておくと、カメラ側で自動的に補正されて、いつも晴天の昼間ように写ります。この機能の度合いは、それぞれのカメラにより違いますし、同場所で何枚か撮っても全く違った色に写ったりする不安定?敏感?なカメラもあります。強力な場合は、夕焼け空を撮影しても、青空に写ってしまいます。

曇りの日は青っぽく曇りの日の雰囲気をだしたいとか、夕焼けは夕焼けらしく撮したいというときは、ホワイトバランスを「太陽光」または「晴天」(メーカーにより表記は様々)に設定しておけばうまく表現できます。その場所のその時の雰囲気を出したいときはホワイトバランスを「太陽光」にして撮ることが多いです。曇りでも色を鮮やかに出したいときは、「曇天」にすると良いのですが、私のカメラの場合は、効果が効き過ぎて赤みが強くなることが多いので、「オート」にするときが多いです。(「雪の伊勢神宮」では「曇天」にセットしてます。また、「金沢 東山界隈」では「太陽光」で撮ったので電球の黄色っぽい感じが出てますが、「オート」にしたらもっと白っぽくなると思います。)いろいろ使って自分のカメラの特徴をつかんでおくことが大切だと思います。

今回は「太陽光」にすると、曇りの雰囲気が出て、紅葉が冴えない色になってしまいますので、「オート」に設定しました。

また、光が弱くメリハリのない状態でしたので、コントラスト、彩度ともややパソコンで補正しました。(やりすぎのカットもありますが。。。。)

 

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